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「祈りの詩人坂村真民の原点を求めて~聖フランシスコとマザー・テレサ、そして一遍へ~」展のお知らせ
平成28年10月22日(土)~平成29年2月26日(日)
坂村真民は、仏教詩人とも祈りの詩人とも言われています。坂村真民の「祈り」とは、「大いなる人にすべてを任せること」、「その人を信じ切ること」であり、これが真民の「信仰」であり、そこには「キリスト教の祈り」が大きく影響しています。
「祈りの人」として、坂村真民が最も尊敬しその生き方を自分の生き方として求め続けた人は一遍上人ですが、この一遍の生き方に辿り着くまでに聖フランシスコが居り、現代の一遍として仰いだのがマザー・テレサでした。この3人に共通する生き方は、「清貧、無所有、謙譲、博愛」という生き方であり、ハンセン病患者への想いも共通するものを持っています。今回の企画展では、この3人への想いを詠った詩を中心に展示、解説し、坂村真民の生き方の中心にある「祈り」の原点に迫りたいと思っています。聖フランシスコとマザー・テレサというキリスト教の聖人と日本の捨聖といわれる一遍上人がこんなにも同じ生き方をしていたのか、そのへんも是非記念館で確かめてください。