ホーム > イベントカレンダー > 常設・企画展 > 開館9周年特別展のお知らせ(8月29日(日)まで延期)
開館9周年記念特別展「海野阿育と坂村真民の世界~版画かれんだあに描かれた真民詩~」
(開催期間)令和3年2月20日(土)~令和3年8月29日(日)
(開催趣旨)
開館9周年記念特別展は、これまでと少し雰囲気が変わり、真民詩と版画家とのコラボです。
平成3年から、坂村真民の詩を「版画かれんだあ」に描き、独自の絵の世界を表現してきた海野阿育さんの「版画かれんだあ」の原画を一堂に集め、展示することとなりました。
海野阿育さんと坂村真民との出会いは、昭和59年に鈴木出版から出された詩画集「自分の花を咲かせよう」の絵を担当されたことから始まり、その後も詩画集の絵を描いてくださり、真民との交流が続きました。
二人が実際に会ったのは、昭和59年の夏に、鈴木出版の編集者と共に、海野さんが砥部のタンポポ堂を訪ねたのが、最初で最後の「二人の出会い」でした。
今回の特別展では、「坂村真民の詩」をモチーフにして、独特な版画を描き「心のうたかれんだあ」という作品を作られてきた海野阿育さんの版画の中から17点の原画と、真民との最初のコラボ作品である「詩画集3部作の原画」や、真民から送られた手紙とはがきなどを展示して、二人の交流の様子についても取り上げています。
日本画を学び、各地の寺院の天井画や襖絵を描かれている海野阿育さんが、真民詩に触発されてその独自の感性で描かれた「詩画」は、見るものを不思議な世界に導いてくれます。どうぞ、版画に描かれた真民詩のメッセージをゆっくりとご鑑賞ください。
なお、海野先生の「記念講演会」は、延期しておりましたが、6月19日(土)に開催することとしました。
詳細は、今後の推移を勘案してこのHPでお知らせします。 その際、新型コロナウイルス感染症の拡大が見込まれる場合は、講演会は中止いたします。ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(展示構成)
作 品 名 | 形態 | 作 品 名 | 形態 | |||
タンポポ魂(全文) | 額装 | 蝶(版画) | 額装 | |||
二度とない人生だから | 額装 | 淋しさの果てに(版画) | 額装 | |||
念ずれば花ひらく(全文) | 額装 | 会いたき人あれば(版画) | 額装 | |||
大事なこと(全文) | 額装 | ウンスン(版画) | 額装 | |||
桃咲く(版画) | 額装 | 遠い日(版画) | 額装 | |||
空の一角から(版画) | 額装 | 無心(版画) | 額装 | |||
帯と愛(版画) | 額装 | 人と生まれて(版画) | 屏風 | |||