2014年2月13日
2月9日東京の谷中全生庵で行われた「紀野一義先生のお別れ会」に行ってきました。
紀野先生は、愛媛の片隅の名もない詩人であった坂村真民を、ご自分の著書やテレビでの対談番組でたびたび紹介してくださり、真民を全国的に有名にしてくださった恩人であり、真民が仏教を学ぶうえでの師でもありました。
お別れの会は、全国から紀野先生を慕う方々が参列され、紀野先生を偲ぶお言葉が紹介されましたが、その中に真民との交流について触れられた方もあり、簡素な中にも温かみのある会でした。
あらためて、紀野先生のご冥福をお祈りするとともに、先生の遺志と精神を継いで、この記念館も歩んでいくことをお誓いしたいと思います。境内の真民碑にも久しぶりに対面してきました。