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2023年12月6日
来年の1月2日(火)12時から13時まで、FM愛媛で新春特別番組「真民さんのねがい(願い)」が放送されます。
是非、お正月のゆったりした時間の中で、ラジオを聴いてみませんか。
お知り合いの方にも、お薦めください。
2023年10月20日
砥部町にある、愛媛県立医療技術大学の図書館で、10月21日(土)から12月20日(水)まで、「坂村真民の生き方と詩の魅力」展が開催されます。
砥部に住み、砥部を愛した坂村真民の詩を、地元の大学生に是非読んでもらいたいと思い、大学と共催する企画展です。展示作品はパネルが中心ですが、若者たちへの真民の想いが込められた詩を中心に展示しています。どうぞ、ご覧になってください。
2023年9月21日
2023年7月31日
8月になりました。暑い日が続く中で、広島、長崎に思いを寄せ、戦争について考える月です。
坂村真民は昭和27年10月、広島を訪れ、まだ原爆の爪痕が残っている爆心地や広島の街、そこで生きている人々の様子を見聞きし、強烈な印象を受けて愛媛に帰り、「広島」、「原爆」、「世界平和」に関する詩を多数作りました。
そして、それらを集めて、昭和29年3月に自費出版詩集「観音草」を発行しました。その代表的な詩が、「せいさんだからといって」と「白いものはみんな骨に見える」の詩です。
坂村真民記念館では、毎年8月に、広島、長崎に思いを寄せ、戦争について考える月として、「原爆詩」の展示を行っています。
夏休み企画展「あとから来る者のために~真民さんから若い人たちへのメッセージ~」も好評開催中です。どうぞお誘いあわせのうえ、お越しください。
2023年7月8日
7月8日(土)から10月1日(日)までの会期で、夏休み企画展「あとから来る者のために~真民さんから若い人たちへのメッセージ~」が開催されてます。
坂村真民の詩は、自分に向けて「どう生きるか」を問いかける詩がほとんどなので、若い人たちへ向けて「どう生きるかを説く詩」はありません。しかし、若い人たちへの「励ましの詩」、若い人たちへ「エールを送る詩」を書いています。
坂村真民が若い人たちにいつも言っていた(一番伝えたかった)ことは、「どんな小さい花でもいい、自分の花を咲かせよう」ということでした。誰かの真似をするのではなく、自分で苦労して考え、自分独自の花を咲かせてほしいと願っていました。
また、真民は若い人たちが、いろんな経験をし、失敗も重ね、時間をかけて成長してゆくことを心から願っていました。今回の展示作品は、こうした真民詩の中から、若い人たちに是非読んでもらいたい詩を中心にして展示しています。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、息子や娘と、孫を連れて、是非記念館に来てください。
小学生、中学生、高校生が、これから生きてゆくときに、困難を乗り越え、生きる希望を得るための「心の支えとなる詩」を一緒に見つけて、それぞれの人生にそっと手を差し伸べてあげましょう。
2023年3月5日
昨日は、関係者によるオープニングセレモニーや、円覚寺の横田南嶺老師による記念講演会「一遍さんと真民さんに学ぶ」があり、横田管長のサイン会もありました。
是非、記念館に足を運んでいただき、今の時代に生きるヒントを、この特別展の中で、見つけてください。7月2日(日)まで開催しております。
2023年1月17日
坂村真民は「酉年」なので、鳥には愛情をもって接していました。そういう真民の思いを大切にして、記念館の「念ずれば花ひらく」の詩碑に、すずめの餌(お米、パンくず)を置いてやってます。冬になると、周りで食べるものがなくなってくるのか、たくさんのすずめが、来てくれます。
その中で、小さの子すずめとお母さんすずめが10羽くらい一緒に来るのですが、よく見ると、お母さんが周りを警戒しながら、小すずめが食べるのを見守っている写真が撮れました。
また、それぞれの家族が食べている間は、別の家族は、屋根の上でじっと待ってるのですね。 微笑ましい写真が撮れました。
2022年12月10日
久万高原町のメタセコイアの並木道と記念館のすぐ近くの「陶祖が丘」の銀杏の黄葉です。
砥部も、少し冬らしくなってきました。年末は28日まで開館しています。来年は、1月2日から開館です。
「坂村真民と家族の詩展」好評開催中です。どうぞ皆さんお誘い合わせてお越しください。
2022年11月11日
円覚寺の横田南嶺老師とのご縁で、繋がりができた、大本山須磨寺の寺務長、小池陽人さんが、記念館に来てくださいました。お連れしてくださったのは、宝厳寺の長岡陽子ご住職です。
小池さんは、須磨寺で「ユーチューブの法話」を配信されており、チャンネル登録者が5万人を超える人気ユーチューバーなのです。若くて爽やかなお人柄そのものの「法話」は、現代に生きる悩み多き私たちに、毎回小池さんご自身の言葉で、生きるヒントを分かりやすく示してくださる貴重な「法話」です。是非、皆さんも「大本山須磨寺」のページを開いて、お聞きください。
お二人は、お寺の住職の研修会でお知り合いになったそうで、坂村真民記念館に行きたいという、小池陽人さんのご希望を聞いて、ご案内してくださったのでした。
若いお二人を、館内にご案内して、ゆったりとした時間の中で、真民詩を鑑賞していただきました。