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2015年4月5日
愛媛でのコンサートの合間を縫って、さとう宗幸さんが初めて記念館に来館されました。宗幸さんは、平成8年に真民の「二度とない人生だから」に曲を付け、キングレコードから発売されて以来、ステージの最後には必ずこの曲を歌ってくださっています。
この曲が縁で、タンポポ堂にも来られ坂村真民とも何度か会われて、真民詩の熱烈なファンになられ、ステージとかテレビ等で真民詩を紹介してくださっています。記念館オープンの時には、「心温まるメッセージ」を送ってくださり、この記念館を応援してくださる「有名人」の一人です。記念館をゆっくりご覧になって、午後から新居浜でミニコンサートが開かれるとのことで、私たち夫婦も招待され、車でお送りしてコンサートを聞いてきました。やはり、生で聞く声は素晴らしい。やさしさと誠実さが伝わる歌とおしゃべりの2時間でした。もちろん最後は、「二度とない人生だから」を熱唱してくださり、熱い涙が止まりませんでした。本当に宗幸さん、ありがとうございました。
2015年3月24日
愛媛でも桜の開花が始まりました。もうすぐ春本番です。
今日は、記念館のすぐ近く(歩いて1分)に待望のカフェが誕生したお知らせです。協和酒造という江戸時代から続く酒造会社の酒蔵の2階を改造して「酒蔵カフェはつゆき」がオープンしました。記念館に来た方から「ゆっくりコーヒーを飲む場所」が欲しい、という要望がたくさんありましたが、これまでご紹介する店がありませんでした。
これからは、当面金、土、日の営業ですが、「おいしいコーヒーが飲めるカフェ」が近くに出来ましたので、皆様にも是非お勧めしたいと思います。もちろん、酒蔵会社ですから、「おいしい日本酒やリキュール類」もいろいろの種類があります。お酒が好きな方には、「たまらない場所」になるかもしれません。また、お酒が少し入ったバームクーヘンとチーズケーキもあります。
どうぞ、新しい企画展「吉永邦治と坂村真民の世界」~仏とともに生き飛天となる~をご覧になって、ゆっくりコーヒーを飲みながら「やすらぎの時間」を過ごしてください。
2015年2月28日
愛媛の春を呼ぶお祭りとして有名な「椿さん」が27日終わりました。これからは、日々春が近づいて来ることと思います。
3月7日からの「開館3周年記念特別展・吉永邦治と坂村真民の世界」のため、3月2日(月)から6日(金)の間は、展示替えのため休館します。ご迷惑をおかけしますが、是非とも3月7日からお出で下さい。
その開館3周年記念特別展のPRのため、FM愛媛のラジオ番組に出演させていただきました。3月5日(木)16:55からの「猪井真弓のWalkin’The Street」と3月30日(月)と31日(火)の2日間とも10:30からの「合田みゆきの らくれんマミューズメント・スクエア」という番組です。5分間程度の時間ですが、坂村真民のこと、真民詩の魅力をお伝えし、特別展のPRもしっかりやっています。その時間帯に、ラジオを聞けるようでしたら、是非FM愛媛をお聴きください。
2015年1月30日
全国的に雪が降っているようですが、砥部も少し積もってます。
2月1日より、いよいよ「開館3周年記念特別展ー吉永邦治と坂村真民の世界」の前売り券が発売されます。
ホームページの「お知らせ」で詳しく、代金、販売箇所等を記載しています。
是非とも皆様お誘い合わせのうえ、ご来館ください。職員一同心よりお待ちしています。
2015年1月4日
皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は1月6日が誕生日の真民の「誕生日を祝う会」を記念館で開催しました。全国から25名の方が参加してくださり、真民らしいさわやかな会となりました。会では、まず「杉村春苔尼先生を別府のお宅に訪ねた時の様子を録音したテープ」を聞き、次に「北海道の新得寺さんの400番碑の除幕式の記念講演のビデオ」を鑑賞しました。
どちらも、ほとんどこれまで公開されてないもので、皆さん感激しておられました。特に杉村春苔尼先生のお声を聞いた方は、厳しい修行をされた尼さんというイメージとは、全然違う「春苔先生のしゃきしゃきとしたお声」に感心されていました。
2014年12月17日
今年もだいぶ押し迫ってきましたが、皆様にはお元気でご活躍のことと思います。
来年の1月6日は真民の106回目の誕生日です。記念館では、毎年誕生日に一番近い日曜日にささやかな「誕生日を祝う会」を開催しています。来年は1月4日(日)の10時30分から13時30分までの間で開催する予定です。真民の肉声が残っているテープやビデオを鑑賞したり、ゆかりの人たちから思い出話を聞く予定です。興味がある方は是非ご参加ください。定員30名であと8名分残っています。詳細は記念館までお問い合わせください。
また、来年の1月2日午前7時30分から30分間、FMえひめで坂村真民特別番組「鳥は飛ばねばならぬ」が放送されます。真民の人生の転機にスポットを当て、その生き方と代表的な詩を紹介する番組です。是非、お知り合いの方にも宣伝して、聴いてください。
寒い日が続きますが、体調を崩されないよう気を付けて、良い年をお迎えください。
2014年12月11日
昨日、愛媛経営研究会のメンバーの方々とご一緒に、日本BE研究所所長の行徳哲男先生が来館されました。
82歳になられた行徳先生は、まだまだ矍鑠としたお姿で、凛とした姿勢でずっと館内を見て回られ、「80歳を超えて見えてくるものがある。90歳を超えてなお詩を書き、書をかいた真民先生の生き方に学びたい」と話され、真民が97歳の最後に書いた「念」という書の前では、深く長くお辞をされていました。(ありがとうございます)
経営研究会の皆様は先生からすれば「この子たち」で、先生は「この子たちと一緒に話をし、酒を飲むことによって、まだまだ元気でいられる」と楽しそうに話されていました。
2014年11月7日
オフィスはなわ代表取締役の塙昭彦先生が、2度目の来館をされました。
前回の館長ブログでご紹介した、菊作りの名人、宗友福祉会の丹生谷理事長の案内で来館された塙先生は、熱心に館内を回られ、坂村真民の生き方や詩の背景について色々と質問もされ、より深く真民詩を理解してくださいました。
塙先生は、講演等を通じて色々な所で真民詩をご紹介してくださっており、今後も真民記念館ともども、広報宣伝に一役買ってくださることを約束してくださいました。
夜には、丹生谷理事長の「菊見の会」があり、塙先生と写真も撮らせていただきました。
2014年10月26日
今年も、宗友福祉会の丹生谷さんが丹精込めて作られた菊の花が届き、豪華な「赤、白、黄色の3本立て9鉢花壇」が玄関に飾られました。
ロビーには、これも立派な「富水」のだるまつくりが1鉢飾っています。
どうぞ、菊の香りと真民の心のこもった「詩墨作品」を一緒に体感できる、貴重な期間です。お誘いあわせのうえ、おいでください、お待ちしております。
2014年10月2日
久しぶりに、映画を見たいという気持ちにさせてくれる新聞の映画時評を読んで、四国では高知でしか上映してないので、高知まで観に行ってきました。
「もし残り24時間しか生きられないと告げられたら、何をする?」と問われ、いろいろ考えた末の結論は「家族と一緒にいつものように、家でごくありきたりの一日を過ごしたい。」という答えになった。
この会話から着想を得て製作されたのが、この映画なのです。
日常の何気ない幸せを、ある「仕掛け」(映画を見てのお楽しみ!)によって、もっと幸せにしたいと奮闘する青年とその恋人の人生を描いた作品です。
「何気ない平凡な一日が大切な一日に変わり、当たり前のように身近にいた人たちに感謝をしてまた大好きになる。」そんなメッセージが込められている映画です。
「過去の自分の人生を悔い、悩みながら生きるのではなく、つまずいて転んで今の自分がある。それをまず素直に受け入れ、今の自分と家族を大切にして、今日という日を精一杯生きること。」これが今を生きる極意なのです。
この映画の監督は、「ノッティングヒルの恋人」、「ラブ・アクチュアリー」などの脚本、監督を担当し、ハートウォーミングなロマンチックコメディーを撮らせたら、最高の監督であるリチャード・カーティス監督の作品です。
是非、皆さんも「大切な人」と一緒に観てください。
私も、映画館を出るときには、思わず家内と手をつないで出てきそうになりました。(♥)
http://abouttime-movie.jp/