2015年11月27日
砥部町のシンボルである「障子山」に今朝うっすらと雪がかぶってました。いよいよ今年も年末ですね。
真民が「彼岸の祈り」を捧げた重信川の河原からは、石槌山の雪化粧がくっきりと見えてます。
「坂村真民と一遍上人展」も1か月が過ぎました。おかげさまで多くの来館者が来られ、好評です。まだ来られてない方は、どうぞお待ちしております。
石鎚おろし(77歳の詩)
石鎚おろしの吹くなかを
彼岸の祈りに家を出る
風は唸りを
後ろからあげて
わたしの気をくじく
負けるもんかと
まだ暗い夜明けの橋を
走り行く
自戒(86歳の詩)
愚痴や不平を言いたい時には
ぼろをまとうて
はだしで歩いた
願行不退の
一遍さんを思い
己れを叱り
己れを正せ
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