ホーム > 館長ブログ > 紀野一義先生のお別れ会に行ってきました
2014年2月13日
2月9日東京の谷中全生庵で行われた「紀野一義先生のお別れ会」に行ってきました。
紀野先生は、愛媛の片隅の名もない詩人であった坂村真民を、ご自分の著書やテレビでの対談番組でたびたび紹介してくださり、真民を全国的に有名にしてくださった恩人であり、真民が仏教を学ぶうえでの師でもありました。
お別れの会は、全国から紀野先生を慕う方々が参列され、紀野先生を偲ぶお言葉が紹介されましたが、その中に真民との交流について触れられた方もあり、簡素な中にも温かみのある会でした。
あらためて、紀野先生のご冥福をお祈りするとともに、先生の遺志と精神を継いで、この記念館も歩んでいくことをお誓いしたいと思います。境内の真民碑にも久しぶりに対面してきました。
池田様
館長ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
紀野先生の御恩は、私たちもずっと語り継いでいかなければならないと思っています。
真民記念館にも是非おいでくださるよう、お待ちしております。
紀野一義先生の講座で、あるいは著作で真民先生のことを知りました。紀野先生の話を聞きながら、涙する人も多く、紀野先生は全てのことを「なつかしく」語るひとであったと思います。実は、貴館のホームージで紀野先生の訃報を知りました。ありがとうございました。これも縁と思って僭越ながらお便りさせていただきました。念ずれば・・・の句を改めて教えてくれる人が近くにいて、紀野先生を思い出し、早朝、貴館のホームページにたどり着きました。宮沢賢治さんや真民先生や山頭火氏や多くの方々のいる世界に紀野先生も旅立たれたということを改めて見つめ直しています。貴館のホームページがそうした善良な詩人の世界につながる入口と末長く発展されることをお祈りしています。真民先生から紀野先生を思い出した、縁を与えていただいたことに改めてお礼申し上げます。平成26年4月2日