ホーム > イベントカレンダー > 常設・企画展 > 企画展「坂村真民のまなざし」のお知らせ
(開催趣旨)
「坂村真民のまなざし」は、生きとし生けるものへのやさしさと愛情あふれるまなざしです。しかし、自分自身を見つめるまなざしは、いつも厳しいまなざしでした。
真民は73歳の時に、「まなざし」という言葉に出会い、78歳の時には「まなざし」という詩を書いています。
その後90歳の時に「千年のまなざし」という詩を書き、91歳になると、「宇宙のまなざし」という詩集を出版しその中で、「宇宙には対立もなく、差別もなく、すべて平等です。この心を一番持っているのが日本民族です。どうか、「宇宙のまなざし」を持つ人が一人でも多くなって、母なる星地球を平和で幸福な星とするよう、祈り願ってやみません。」と書いています。
今回の企画展では、「坂村真民のまなざし」について多角的に取り上げ、「千年のまなざし」から「宇宙のまなざし」に辿り着くまでの心の軌跡、真民が敬仰した人の「まなざし」はどんなものであったのか。「真民のまなざし」がいつも見ていた家族、生徒、生きとし生けるものたちは、どのように見つめられていたのか。そのことについて、真民詩の中から「坂村真民のまなざし」が分かる詩を中心に選び展示・解説しています。
どうぞ、真民の「まなざしの詩」をゆっくりと読んでいただき、「真民のまなざし」を受け止めて、真民からのメッセージを読み解いていただきたいと思います。
(展示構成)
作 品 名 | 形態 | 作 品 名 | 形態 |
タンポポ魂(全文) | 額装 | 幼き者へ(全文) | パネル |
二度とない人生だから | 額装 | 大きく光るもの(全文) | パネル |
念ずれば花ひらく(全文) | 額装 | 若者よ(全文) | パネル |
ねがい(一人のねがいを)(全文) | 額装 | わたしの詩(全文) | 額装 |
あじさいの花(全文) | 額装 | すべては光る(全文) | 額装 |
まなざし(78歳)(全文) | パネル | かなしみはいつも(全文) | 額装 |
千年のまなざし(全文) | パネル | あとから来る者のために | 屏風 |
万年のまなざし(全文) | パネル | 南無阿弥陀佛 | 屏風 |
宇宙のまなざし(全文) | パネル | 一遍上人語録 | 軸装 |